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離婚調停に行くときの服装について



離婚調停に行くときの服装について


離婚調停に行くときの服装についてはスーツでなくてもよい

 

 離婚調停に行くときの服装について,スーツを着ていったほうがよいですかという質問を受けることがあります。


 まず,調停時の服装について,ドレスコードのようなものはありません。

 また,徳島家庭裁判所の待合室の様子を見ると,「ガッチリスーツを着ています」という人はそれほど多くない印象です(スーツを着ているのは大体弁護士です。)。


 調停は裁判とは異なり,調停委員を通じて,話し合いを進めていく場ですので,カジュアルな服装でも基本的には問題がありません。


 例えば,現場系の仕事をされている人が,何年も前に買ってタンスに眠っているスーツを引っ張り出して着るよりかは,普段の作業着で行かれたほうが,その人のキャラにあっていますので,よいと思います。


調停委員に与える印象を意識する


 ただ調停は,自分のファッションセンスを見せつける場ではありません。

 調停は,調停委員を通じ,話し合いを進めていきますので,調停委員に悪い印象を持たれるような服装は避けるべきです。


 具体的には,短パン,ダメージ加工のジーンズ,サンダル,ミ二スカート,派手なメイクやネイルなど,年齢層によって,不快感を持たれる可能性がある服装の場合,場合によっては調停委員に不誠実な印象を与える可能性があります。

 

 そのため少なくとも調停の1回目は,清潔感があり,落ち着いた色合いのシャツやブラウス,スラックスやスカートといったビジネスカジュアルなスタイルが適しています。靴も,派手すぎないシンプルなデザインのものを選びましょう。また,アクセサリーやメイクは控えめにし,あくまで自然体を心がけることが大切です。


 そして当然ながら,服装に加え,生活感のある姿勢や振る舞いも重要です。調停は,今後の生活を左右する大切な話し合いの場でありますので,自分自身を誠実に表現することが求められます。服装もその一部ですので,きちんとした印象を与えることで,調停が円滑に進む可能性が高まります。


 なお,調停が進むにつれ,あなた自身のキャラクターが調停委員に確立されていけば,より日常的な服装でも問題ありません。


 最後に,調停の場では,誠実に話し合いを進める姿勢が重要です。服装はその一部に過ぎませんが,自分をどう見せたいか,どう印象づけたいかを考えて選ぶことが大切です。適切な服装選びは,自分自身のためだけでなく,調停の結果にも良い影響を与える可能性があるのです。

 

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